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プロキャディ 小田美奈コラム
毎週月曜日更新

第123回 新しいゴルフウェア

2009.3.9

今年も東京ビックサイト西棟にて「ジャパンゴルフフェア2009」が盛大に開催されました。
今年は私もご挨拶を兼ねて2月20日金曜日に行ってまいりました。
10年近く前になりますが、実は私このジャパンゴルフフェアの事務局でアルバイトをさせていただいていた時期があります。
ツアーが終了する12月ごろから2月末までの短期アルバイトだったので、キャディの駆け出しだった私にとっては本当に都合の良い仕事でした。ツアーに出場しているプロも何名かイベントなどで来場されるので、新年の挨拶や営業もすることができ何とも一石二鳥。それだけにゴルフフェアに関しては他の人より少々思い入れがあります。
あっちにも人、こっちにも人。
あっちにも人、こっちにも人。

昨年まではビジネス関係者のみとされていた金曜日も一般公開され、あいにくの天気にも関わらず、たくさんの人で賑わっていました。
試打ブースはどこも満員御礼。
たくさんの方にご挨拶させていただきましたが、その中でこの盛況ぶりについて触れると、この平成大不況と呼ばれるご時勢の中で、明らかに元気になってきているゴルフ業界にビジネスチャンスを探しに来ているのではないかという見解をされている方が多くいました。確かにビジネスのバッジをつけた背広姿の方をよく見かけました。

私にとっては3年ぶりのゴルフフェアになりましたが、そんな私にとって特に目に付いたのがゴルフウェアを展示しているブースです。
数年前までは基本的にゴルフクラブメーカーの大きなブースの中に、練習器具やゴルフ関連の小物などを扱うメーカーさんのやや小さめのブースが並ぶようなイメージが一般的であったように思います。
ところが今年の会場を全体的に眺めるように歩いてみて目に飛び込んでくるものは、色とりどりの華やかなウェアの数々。ゴルフウェアを扱う会社のブースはそれほど大きいものではありませんが、展示されているウェアはそれぞれ個性的でゴルフウェアであることを忘れさせるようなものばかり。
「ゴルフは見た目から」と言い切っていたゴルフ初心者の頃を思い出します。
ユニフォームに憧れて、野球やテニスを始めるとか、新しいスキーウェアを買ったからまたスキーに行きたくなるといったように、こうしたウェアを着たくてゴルフ熱が高まるという感覚も生まれてくるかもしれません。

大きいブースが目に付きますが、小さいところも面白い。
大きいブースが目に付きますが、小さいところも面白い。
最近は男子トーナメントも華やかになりました。
ズボンの色も形も個性的なものへと変化していって、見ている人がウェアで選手を判断できるようにもなってきました。雨が降ったらみんな真っ黒といった時代もありましたが、今ではレインウェアも様々な形、柄が増えてきています。
あのプロのウェアを真似するといった楽しみ方も良いかもしれません。
ウェアが多様化することで、ゴルフに行く前から「明日は何を着ていこう」と考える楽しみが増えるというのはとても嬉しいことです。
 
次回更新予定:2009年3月16日

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