今週、とうとう男子ツアーも開幕です。女子に遅れること1ヶ月以上、随分と待たされた気分です。
外国人のキャディも続々と日本に戻ってきているようですね。男子ツアー、女子ツアー全てのプロキャディがフル稼働です。
男女両ツアーを掛け持つキャディは、7月まで休みなしという場合も少なくありません。 選手はもちろん、たまにはキャディの応援もよろしくお願いします!
さて、終わりを告げたシーズンオフ。 今回のオフもそれぞれが様々な生活を送っていたようです。 ゴルフ場でキャディのアルバイトをしていた人が最も多いようですね。
年明け早々から海外のツアーに参戦した選手に帯同していたキャディや、ジム通いに勤しむ人、選手とともに合宿などに参加する人の場合、特にアルバイトを決めることなく単発の仕事をこなして過ごすことも少なくないようです。2ヶ月間だけ働かせてくれるところを探すこと自体の大変さもありますが、開幕に備えて体作りに重点を置きたいという理由が最も大きいのではないでしょうか。
そういった定期的なアルバイトを持たないキャディにとって大事なお小遣い稼ぎになるものが、雑誌等の取材やイベントなどです。
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ちょっとボケた写真になってしまいました。 左から小田、りゅうさん、カッキーさん、宮崎さん、たわしさんです。
( 小田、新岡さん、柿沼さん、宮崎さん、渡辺さん) |
今回紹介したいのは、そんなイベントの一つです。 プロキャディ一人に対してお客さんが3人で一組となり、一緒にラウンドしながらレッスンもするというもの。 場所は栃木県の都賀カントリークラブさん。 企画を持ってきてプロキャディを集めたのはベテランの柿沼其介キャディ。 初めての試みということでまだ小規模ではありますが、それでも5人のキャディが参加し、楽しいラウンドレッスンになったようです。 我が家の小田も参加させていただいて、謝礼と美味しいイチゴをいただいて喜び帰ってまいりました。
レッスンといえばプロがするものという概念を破り、キャディがレッスンをする、イベントの中心として参加するという新しい形が実現したと言うことができます。
数年前に来た取材の多くは、アマチュアさんのキャディをしてみたり、コースマネジメントについて語ったりするものが多かったように思いますが、最近ではキャディという仕事に拘らないものが多く見受けられます。
プロゴルファーのゴルフを知る者、または職人的な存在としてプロキャディの新たな価値が出来上がりつつあるのではないでしょうか。
これからもっとそういったイベント等が増えたら、シーズンオフの時間を有効に使うことができて、様々な良い効果を期待できそうな気がします。 私みたいに、ゴルフが下手なキャディにとってはラウンドレッスンが増えることはやや心苦しいところではありますが…。 |