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少々遅くなりましたが、キャノンオープンの観戦に戸塚カントリークラブまで行ってまいりました。 戸塚カントリークラブは、2005年の日本女子オープンが開催されたコース。私にとっても思い入れのあるコースの一つです。ティーグラウンドから見下ろすコースの向こう側にマンションやビルが見える風景に違和感を覚えたものでしたが、今回見てもやはり不思議な感覚でした。 コースは東戸塚の駅から10分という好立地。そのためギャラリー駐車場はありませんが、2つの駅から定期的にバスが運行されています。 他の大会同様、ここでも様々なギャラリー向けのイベントが行われていました。 キャノンさんならではの「カメラ」を使ったイベントが目立ちましたが、私が最も気になったものは、自分の写真を撮ってもらってコメントを書いたら応援している選手に届けてくれてくれるというもの。応援メッセージというのは、選手にとって本当に嬉しいものです。 応援してくださっているファンの方の顔を見ることが出来れば、嬉しさも増すというものではないでしょうか。選手とギャラリーの距離が縮まる気がします。
さて肝心の観戦はというと、都心に近いとはいえアップダウンがあるこのコースでは本来ならば定点観戦がお薦めなのですが、キャディ根性を少々出してコースを歩いてみることにしました。 キャディをしていると気づかないことが多いのですが、ギャラリーの方が歩くところというのは本当に大変な場所が多いですね。地図を見ながら歩いてみましたが、隣だと思っていたホールが山の向こう側で簡単に移動できなかったり、近道したつもりが大きく遠回りになってしまったり、ラフが深くて歩きにくかったり滑りやすかったり…。キャディをしている時より歩くことに対する緊張感に疲れました。 フェアウェイの有り難味を感じます。 せっかくなので話題の石川遼選手の組について歩いてみたのですが、気になるのはやはりギャラリーのマナー。 携帯のカメラは以前に比べて減ったような気がしましたが、石川選手が打ち終わると動いてしまうギャラリーの方が多く、同伴プレーヤーだけでなく前後の組の選手さえもその動きに集中力を妨げられているように見えました。 ギャラリーの方が動いてしまうことで、一番気になっているのはおそらく石川選手本人とそのキャディさんではないかと思います。 誰だって他の選手に迷惑を掛けたくないもの。自分のペースでプレーを進めたくても、ギャラリーの方が動いてしまうと困るからと、他の選手より長めに打つのを待たなければならないこともあり、思う以上の気苦労があるはずです。 それだけ石川選手に夢中!ということなのでしょうが、せっかくなのだから他の選手のプレーも一緒に応援してもらいたいですね。そうすることで記憶に残る選手が一人また一人と増えていってくれたら嬉しいなと思います。
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次回更新予定:2008年11月3日 |
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