オフであるこの時期になると増える行事があります。 それは、パーティ関係とゴルフのラウンドです。
パーティ関係は表彰式等の公式なものだけではなく、結婚式もこの時期多く 挙げられます。 プロキャディとして認知され始めた頃のキャディが、現在30歳から35歳ぐらいになってきたこともあってか、ここ最近特にキャディの結婚が目立ちます。 オフであれば選手だけでなくその関係者も出席しやすくなるので、オフに結婚する関係者が多いという事実は仕方の無いことです。 私のまわりでも、キャディも含めて去年2組、今年1組の結婚式がありました。
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左上から夫の小田・筆者・梅原キャディ・小岸キャディ。
前列は新郎新婦の森本キャディ夫妻です。
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先日、先輩である森本真祐さんの結婚式に参列させていただきましたので、 関係者が集まる披露宴がどういった感じか紹介します。
新郎側にはプロ5名、キャディ8名が参列。新婦様側は全くゴルフとは無縁の方たちだったのですが、どうしてもスピーチなどにはゴルフの話が盛り込まれます。 選手はスーツで無い場合が多く、服装自体は派手ではなくても、ゴルフ場とはまた違った感じで華やか。基本的にプロの方は体が大きいので、どうしても目立ちます。 途中撮影会もしくはサイン会の様な雰囲気になってしまうのも、止むを得ない事。 主役が誰だかわからなくなってしまいそうですが、その辺は選手のほうが慣れているようで、自然な形で応じていました。
さて、オフの行事といえばもう一つ、ゴルフです。
不思議に思われるかもしれませんが、選手にとってもキャディにとっても、プライベートでラウンドすることが出来るのはこの寒い時期だけ。
キャディにとっては自分のゴルフができる唯一の時間。
キャディ同士や選手とのラウンドはもちろん、お世話になっている方や友達などもゴルフでの繋がりが多いので、オフであるこの時期にラウンドが集中します。
毎日のようにゴルフ場に通っているのに、自分がゴルフする時はフェアウェイが白い頃というのはなんとも奇妙ですが、仕事柄仕方の無いこと。
私の場合はゴルフ自体あまりしないので、オフは「ゴルフ場に行きたくない病」にかかることの方が多いですが、他のキャディの人たちはよくラウンドしているようです。
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先日、夫・亨が行ったゴルフ仲間とのコンペの写真です。左後ろが夫・亨です。
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この時期ですからどんな行事においても心配なことはやはり、天候。 シ ーズン中は雨が降ろうと風が吹こうと選手と連れ立ってコースに出ますが、雨の日に自分でゴルフはしたくないもの。 パーティの場合でも、慣れないフォーマルの格好、特に歩きづらい革靴、しかも寒い時期ですから、天気だけは良くあってほしい!と人一倍願ってしまいますが、こればっかりはなかなかそう旨くはいきませんね。
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