今週末、女子が開幕します!
男子に1ヶ月以上早い開幕なので、男子ツアーを主戦場にしているキャディも多く参戦するようです。
女子の場合、火曜日もしくは水曜日からコース入りすることが多いですが、 開幕ともなれば月曜日から入ってくる選手も少なくありません。
そこで、女子の開幕戦に合わせて、3日間競技の1週間がどういったものか、説明したいと思います。
まず大会が開催される週よりも前に動き出すのは、コース管理の方たち。
トーナメントディレクターや運営の人たちと話し合いながら、コースをトーナメントに適した状況に作り上げていきます。 そして、設営の方々によってギャラリー用のスタンドやスコアボードなどが次々と立てられていくのです。それによって、トーナメントの雰囲気が急に出てくるのだから不思議。 そして、運営のスタッフやアルバイトの人たちがコース上で動き出し、それに少し遅れる形で、選手より早くコース入りしたキャディがコースチェックをします。 それがだいたい月曜日か火曜日です。
水曜日…最終指定練習日。
ほとんどの選手が練習ラウンドを終えます。 大会初日の組み合わせが発表されるのも水曜日の12時です。
木曜日…プロアマ。 プロアマに出場する選手は事前に知らされていて、プロアマの日に練習ラウンドができるのは、プロアマを欠場する選手が出た時用の控えの選手だけ。 ちなみに男子はほとんどの試合で、予約さえ取れていればどの選手でも練習ラウンドをすることができます。
金曜日…試合初日。予選1日目。 大体スタートの2時間前にコースで選手と待ち合わせという形が多いです。 コースの状況によっては、それよりも早く着いてピンポジションのチェックのため、コースを見に行くことも。朝食は選手と一緒に食べることもあれば、コンビニで済ましてしまうこともあり、それは選手によっても試合によっても違います。ラウンドが終われば練習。そして、コースで解散です。
土曜日…予選2日目。 予選 通過が決まる日でもあります。 予選通過が確実な時や、次の試合にそのまま向かうとき以外、宿をチェックアウトします。 その日の予約は抑えておいて、通過か不通過がわかり次第ホテルに連絡します。 通過していれば練習。不通過であれば片付けをして帰宅です。
日曜日…最終日。決勝。 終わればキャディバック等の荷造りをして、宅急便等で次のコースへ送ったり、持って帰ったりと、大きな荷物を持って選手キャディ共にクラブハウス内を右往左往します。
そして終了。
4日間競技に慣れていると、3日間競技はとても短く感じられます。 上記 の流れを見ていただいてもわかるように、試合が始まってしまうととても慌ただしい感じです。TVでは伝わらない部分を少しばかり味わっていただけたでしょうか?
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