先週、女子ツアーが開幕しました。 女子ツアーの開幕によって、男子は開幕していなくても、ほと んどのプロキャディが開幕を迎えたことになります。今年も多くのプロキャディが女子の開幕戦に参戦した模様です。
そこで、このコラムの始めのほうにも伊能キャディと金子キャディを紹介させていただきましたが、今年もプロキャディとして頑張るキャディを男子女子関わらず紹介していきたいと思います。まず、身内を紹介するというのは何ともお恥かしい話ですが、後回しにすることも不自然に感じられるので、紹介させていただきましょう。
小田 亨 1974年12月12日 岡山県出身 埼玉県在住 キャディ暦10年 大学在学中、ABCゴルフクラブでアルバイトをしていた事が縁で、所属プロであるR・テイトプロのキ ャディとしてツアーキャディを経験。大学卒業後、就職するものの1年半で退職。 テイトプロの縁でプロ キャディとしてツアーに本格参戦。 2000年カシオワールドオープン、鈴木亨プロのキャディとして初優勝。 その他の優勝…2002年JCBクラシック仙台 鈴木亨プロ 2003年日本女子オープン 服部道子プロ
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小田です。今井プロに『売れる』と言われたキャディ技術が売り |
私のキャディの師匠でもあり、夫でもあります。 今年は男子ツアーではラ・ボンバと呼ばれる今井克宗プロをメインで、女子は昨年初優勝を遂げた若手の藤田幸希プロのキャディとして開幕からの3試合を迎えます。 個人的に注目すべきところは、はっきりとした口調での的確な指 示と、猫背な仁王立ち。 声が大きくはっきりと話すので、TVでもよく声が拾われます。 今井プロはキャディに相談するタイプなので、その掛け合いを聞くことも面白いと思います。 応援よろしくお願いします。また、徐々にプロキャディを紹介していきたいと思います。
今年も女子ツアーは、4月から11月まで休みが無いほどの人気。 男子は残念ながらまた少し試合が減ってしまいました。その影響もあってか、主戦場を男子ツアーから女子ツアーに移行したキャディが数人いるようです。 ここ数年、男子ツアーを主戦場としながら、空いている週は女子ツアーでキャディをするプロキャディが増えていました。女子ツアーから男子ツアーに来る場合もあり、どちらのツアーのキャディという区別意識が薄れてきていた感があります。となれば単純に試合数が多く、シード上位選手のキャディが空いているということもあり、女子ツアーに移行するキャディが出てきたという事はとても自然な流れなのでしょう。注目度やTVの視聴率等を考えると、スポンサー契約にも有利であることは容易に想像できます。
というわけで、今年は多くのプロキャディが男女両ツアーで活躍してくれることでしょう。 たまにはプロだけでなく、そちらの方も注目してもらえたらなと思います。
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