もういくつ寝るとお正月~♪ クリスマスを終えると、あっという間にそんな音楽が聞こえてきそうです。 慌ただしい師走もそろそろ終わりを告げる頃となりました。早いものです。 あちらこちらで聞こえる「よいお年を。」という年末のご挨拶も、もう終える頃ですね。
そんな年末のご挨拶。 日本シリーズに出場する二十数名の選手とそのキャディ以外は、11月末に開催されるカシオワールドオープンが最後の試合となります。その試合を終えれば、次に会うのは開幕戦。当然、その時の挨拶は普段の「お疲れさまでした。」だけではなく、「よいお年を。」がついてきます。 11月に年末の挨拶をするのもこの仕事ならでは。少々時期外れの感があるのは否めないので、なんとなくはにかみながらの年末の挨拶のとなります。
もちろん、新年の挨拶も同様。 3月の開幕戦で「あけましておめでとうございます。」とまではいかなくとも、「今年もよろしくお願いします。」といった言葉が会場内では当たり前のように聞かれることとなります。 そんな挨拶を交わしながら、少しずつ緊張感を取り戻していくといった感じがします。
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我が家は毎年こんな感じでのんびりとした年越しです。
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2ヶ月もの間、休みになってしまう仕事だけに、年末の挨拶は特に大事です。 中でも、キャディの場合は休みの間に他の仕事をする人も多く、トーナメント関係者と会うことが全く無いという人も少なくありません。 そのため、オフ中にコンペや結婚式といった何らかのイベントがある場合は、「いついつに何があるのでよろしく」ということを最終戦までに通達しておくことがほとんどです。 シーズン中ならば会場に行けば当然のようにみんなに直接会うので要件を伝えることが簡単ですが、オフとなると打って変って難しくなってしまうからでしょう。
来年の予定が出れば、ホテルや移動の件などでキャディ同士が連絡を取り合うことも自然と増えますが、それまでの間はそれぞれの時間を過ごすことになります。 シーズン中が毎週毎週ほぼ同じ顔ぶれが揃っているため、そんな時間に対して少々違和感を覚えることもあります。 学校の夏休みよりも長い期間のお休み。しかも宿題もありません。 家庭に戻る者あり、旅に出る者あり。早々に違う仕事を始める者もいれば、完全にオフにする者もいます。 そのままこの仕事を辞めてしまう者さえいます。
長いようであっという間のオフシーズン。 開幕戦でまた各地から集まってくるまで少々お休みです。
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