後輩がブログで「クラブの磨き方」を書いたものを見たことがあります。キャディにとっては 本当に当たり前の仕事ですが、あえて文章化すると逆に面白いので私なりの「クラブの磨き方」を紹介しましょう。
私なりといっても、選手や先輩キャディに教わったもので、磨き方も人それぞれです。
特にグリップの拭き方は好みがあるようで、洗剤で洗うという選手から、あまり拭かないようにと指示する選手まで本当に様々です。
基本的には、濡れたタオルで拭き、それが乾かないうちに乾いたタオルで何度か擦ります。それをスタート前と1日の終了後の2回。多い場合は全てのショットの前に使うクラブのグリップを拭くこともあります。
グリップは必ずしも完全に乾いている状態が良いというわけでは無く、少々湿り気があるほうが、しっかりと握れて良いそうです。
もちろん湿らしたい時ばかりではなく、夏場で手に汗をかく場合や、雨の日等でグリップを少しでも乾かしたい場合は毎ショット前に乾拭きします。
グリップはそもそも滑らないようにできているので、思った以上に力が必要ですが、それ程時間がかかることではないので、練習やラウンドの後などに必ず行いたいとは思うのですが、自分のクラブとなるとこれがなかなかできそうでできません。
拭くとすぐグリップが傷んでしまうからと理由をつけていますが、汗をつけたままよりは綺麗に拭いたほうがもちろん良いに決まっていますね。