その為にまず一番といって良いほど大事なことは、朝食です。
体を目覚めさせるためにもしっかり食べなければなりませんが、ラウンド開始までに余裕がある時間帯に食べられるように考えて、起床時間を決める選手がほとんどです。
午前スタートの場合は、朝コースに着く時間が早く、お昼過ぎにはラウンドが終了するので、軽めに食べる人もいますが、基本的には男子プロの皆さんは朝から本当に良く食べます。キャディも朝の5時から牛丼やパスタのようなしっかりした物を好んで食べる人が多くいます。私の場 合は、濃いものを朝から食べるのは苦手ですが、基本的にご飯をしっかり食べておけば大丈夫でした。
つまり、どんなに早朝でも、朝食を欠かさないということが、この不規則なツアー生活を元気に過ごす秘訣だと思います。
さて、午前スタートの日以外は、昼食はおやつで済ませてしまうことが多いので、今度気になることは夕食ですね。
夕食は基本的に宿泊先の周辺で外食ということになります。
キャディの仲間内では夕食が楽しみで、それがストレス発散!というキャディもいれば、夕食は節約してその他でというキャディもいるので、必ずしもみんなでご飯を食べに行くわけではありません。自然と食の趣味が合うもの同士で食べに行くようになり、場合によっては一人で食べに行くことも珍しくありません。
私も女子ツアーに参戦していたときは一人でご飯を食べる機会がとても多く、コンビニばかりでは体に悪いので、一人で外食しました。
結構驚かれることですが、お酒が好きなので一人で居酒屋に行きます。
一人でカウンターに座ってその日のキャディを反省…なんてこともしばしば。
ただ、女性が一人で来ているというのはお店側にとっても気になるらしく、話しかけられることが多くて、かえって楽しめたりします。サービスなんてこともよくありました。