2001年3月、東建コーポレーションカップでジーブ・ミルカ・シン選手のキャディをし、4位。
「来週も頼むよ」とプロから頼まれ、卒業を控え進路がまだはっきり決まっていなかったことから、プロキャディの道へ。
シン選手のメインキャディとして7年間戦ってきました。
2006年は、日本、米国、欧州、アジアツアー全て合わせて39試合に出場し、その内の35試合をアシスト。その年シン選手は世界各地で2億円を超える賞金を稼ぎ、日本のキャディとしては2006年最も稼いだキャディと言えます。
その年の 4 月にボルボチャイナオープンで優勝。
一平にとっての初優勝であるこの試合の後にシン選手から言われた「今までよく待っていてくれたね。ありがとう。」の言葉が最も思い出に残る言葉だそうです。
そして昨年、マスターズにインド人として初めて出場したシン選手のキャディとしてオーガスタを経験しました。
その後、欧州ツアーを主戦場にしてきたけれども、慣れない環境での転戦が次第につらく感じるようになり、帰国。
8年間交際を続けてきた真美さんとの結婚が決まったこともあり、昨年の日本シリーズを最終戦にキャディ人生を終了することに決めたそうです。
今後は会社員としてマレーシアに赴任。キャディで培った海外生活でのノウハウが役に立ちそうです。