雨の日、キャディにとって面倒なことは、グリップが濡れてしまうことと、メモが濡れてしまうことです。
まず、キャディバッグ用の雨カバーですが、朝から雨予報の場合はそのキャディバッグ専用の雨カバーを装着していきますが、突然の雨ということもあります。そういった場合、タオルをかけるなどしてなんとか誤魔化すしかありませんでしたが、数年前に運営側で用意してくれた雨カバーが薄いビニールでできているのでとても軽く、しかも簡単に装着することができるので、それを非常用として常備することができるようになりました。薄いので使い捨てですが、その日一日ぐらいなら大雨も防げるぐらいの優れものです。
メモには、コースの詳細な情報だけでなく、今週の選手の調子も含めて様々なことがメモされています。キャディがキャディであるためにとても重要なもの。
このメモが雨に濡れてしまうと、情報を書き込めなくなるだけでなく、紙同士が貼りついてしまってページがめくれなくなり、その内破けてしまいます。
それを防ぐために、メモの外側にカバーをかけたり、ビニール袋の中で作業したりするだけでなく、メモの端をセロハンテープでとめたり、防水スプレーをかけたりと工夫を凝らしました。メモの端をとめる方法は、少々濡れてもページをめくることが出来るし、今は鉛筆で上から書くことのできるセロハンテープなどもあって、よく使いました。
しかし、最近では雨対策用にページを開いても濡れない形のメモカバーがあります。まさにキャディにとって痒い所に手が届いたグッズと言えます。
1ページずつセロハンテープを貼るという手間が無くなり、非常に重宝しています。