皆さん、ラウンドや練習の前に準備運動はしますか？
寒いこの時期のゴルフには準備運動はとても大切です。
プロゴルファーもラウンド前にはロッカー内で入念にストレッチをします。
朝からランニングをする選手も多くいます。そして、ラウンド後にはトレーニングをします。
クラブを振る時間よりも、そういったことのほうに多く時間を費やしています。
さて、今回はその時間によく使われるある道具のお話です。

試合中以外で多くのプロのキャディバッグに入っているものが、意外かもしれませんが、「バット」です。もちろん野球をするわけではなく、スイングするためです。
ストレッチとして、トレーニングとして…、理由は様々ですが、多くの選手が振っています。大会期間中でも、スタート前のクラブハウスや、練習場で振っている姿を見ることができます。
昔からバットを常に携帯してトレーニングに利用していた選手は多くいましたが、有名な「ハニカミ王子」こと石川遼選手が使用していることが報じられたことでより知られるようになりました。最近ではゴルフのトレーニング専用に、グリップがクラブに使うものと同じものを使用している形のバットも見られます。石川選手が使用していたものがそのタイプだったので、その形のバットは手に入りにくくなっているそうです。

普通のクラブよりも重さがあり、ただ振るということに色々な効果を期待できるようです。

例えば…
・ バットの重さを感じながら単純に「振る」という感覚を思い出す。
・ 振るための筋力をつける。
・ 自然な体重移動を促す。
・ 下半身の安定感を増す。
といったことです。

道具はバットだけで良いので、玄関にでも立てかけておけば何時でも気軽にできるトレーニングです。試してみてはいかがでしょうか。