まず一番多いのはもちろん「選手」です。
男子ツアーでキャディが待っている姿を一番よく見かけるのは、クラブハウスのロッカー内です。選手と別行動のキャディは、毎朝キャディバッグや雨道具といったラウンドの準備や、ピンポジションなどを含めたコースチェックをしたりするために、選手より早くコース入りします。そして、選手を待つ間はロッカーの中かその周辺にいることがほとんどです。
その間にコンビニなどで買ってきた朝食を摂っている人も多くいて、ロッカーはキャディにとって居場所と言うことができます。
大会によっては「キャディラウンジ」つまりはキャディ用の休憩室のような場所があります。そこでは簡単な軽食を摂ることができるようになっているので、ラウンジが用意されている場合は、ロッカー半分ラウンジ半分といった感じでしょうか。
女子ツアーでは、選手のロッカー内にキャディは立ち入れない場合が多いので、キャディバッグ置場やロッカー周辺で選手を待ちます。
キャディバッグの中身は基本的に選手自身が準備してくることがほとんどです。
朝食は出発前か、ホテルからコースまでの移動の間で済ましてしまいます。キャディ用のロッカーがある場合はそこが居場所になりますが、あとはクラブハウス内で選手の目に付きやすい場所にあるソファなどで待つことが多いです。
男子女子に関わらず、選手と行動を共にするキャディの場合は、朝ホテルの玄関前に車を用意するなどして選手を待ちます。後は選手と同じ行動なので、別行動の人ほど待ち時間はありません。
他に選手を待つ場所は、練習場で打席待ちをしている時や、スタート前の練習グリーン等々です。これはトーナメントを観戦しに行けば、よく見ることのできる光景ですね。