飛行機に揺られること2時間45分。南国沖縄に行ってまいりました! 前の週までは寒かったそうなのですが、トーナメントの開催が近づくにつれて日に日に暖かさを増していき、試合が始まれば半袖でも暖かいほどのゴルフ観戦日和となりました。 観戦したのは初日だけでしたが、その時のことをご報告したいと思います。
開催されたのは琉球ゴルフ倶楽部。 コースはほぼ平坦で、歩いて全てのホールをまわって観戦するのにとても適したコースです。 起伏の強いコースの場合、幾つかのホールを見渡すことの出来る場所や18番ホールのスタンドなどを中心にして観戦するギャラリーの方が多く見受けられます。しかし、今回のような平坦なコースの場合は、最終組やお気に入りの選手にくっついて応援するギャラリーの方がほとんどです。 さて、私の場合は開幕戦ということで、観戦以外に挨拶まわりも兼ねていましたので、コースをまわることはせず、数ホール歩いただけでほぼ同じ場所からの観戦にしました。 私にとっての今回の観戦のポイントは沖縄ならではの風と地面の硬さ、そして目の強いグリーンをいかに攻略していくかでした。
やはり気になるのはキャディの動き。 明らかに絞って体を作り上げてきたキャディ。逆に太ってしまったキャディ。 既に黒く焼けているキャディも少なくありませんが、開幕ということでやはり全体的に活気があります。良い出だしを切りたいと思うのは選手もキャディも皆同じです。 それぞれがライバルでありながら、一年間一緒に全国をまわる仕事仲間でもあります。 新年会のような意味合いを込めて夜みんなで集まったりもしていました。 そういった個人的な集まり以外にも、JLPGA主催のルール説明会や選手ミーティングなどが行われるのも開幕戦ならではです。
さて、肝心の試合展開ですが、大きくスコアを伸ばす選手がいる中で、3日間で毎日確実にスコアを伸ばしていった宋ボベ選手の優勝となりました。 そして、そのキャディをしていたのはこのコラムの 第6回「キャディになりたい!」で紹介させていただいた金子恵キャディでした。 彼女にとっては初優勝。しかも開幕戦ですから、きっと今年はますます飛躍の年になること間違い無しですね。
朝晩や日中でも風が吹けばたちまち冷えましたが、それでもコートがまだまだ手放せなかった関東と比べたら、長袖の上に一枚何かを羽織れば快適に過ごせる気候ですから、ゴルフをしに行ったのならば本当に贅沢な気持ちになれたことでしょう。
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