あけましておめでとうございます。 本年も、よろしくお願い申し上げます。
新しい一年が始まりました。
まだ寒い日が続き、日本ツアーの開幕戦までは少々時間がありますが、すでにのんびりとはしていられない時期になってきました。
オーストラリアやアジアの大会などにトレーニングの一環として参戦する選手もいて、それに帯同していくキャディも少なくありません。そういった大会に参戦しない場合でも、体作りは本格的に始動。既に今年の戦いは始まっているのです。
今年のトーナメントスケジュールは昨年のうちに既に発表されました。 女子ツアーは世界的な不景気の煽りを受けてか、残念ながら3試合減少してしまいました。それでも34試合の予定。女子人気はまだまだ健在のようです。 一方の男子ツアーは、試合数に増減がないものの賞金総額が9,000万円の増額。 昨年から徐々にではありますが上向きになってきているように思えます。もしそれが「遼くん効果」と言われるような石川選手の人気に頼っているものだとしても、そこから男子ツアー全体の人気上昇につながっていく可能性は高いはずです。
さて、今年の日程を見ていて気になるところは、男子の日本プロゴルフ選手権の開催地が北海道に決定したことにより、この地での大会が男子女子合わせて6試合になったことです。特に7月・8月の日程だけを見れば、まさに北海道ツアー。男子と女子が交互に開催されるような、そんな印象を受けます。
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ゴルフファンあってのプロゴルフ界。 応援してくださるからこそ頑張れるのです。 |
男子ツアーの中でも、北海道で開催される3大会(長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント、サン・クロレラクラシック、ANAオープン)は毎年「ゴルフ北海道スイング」と称して、その3大会における優秀選手の表彰、全て観戦したギャラリーの方への豪華商品が当たる抽選会など男子ツアー活性化を目的とした様々な企画がなされています。 秋口の大きな大会ばかりに目が行ってしまいがちなプロゴルフ界ですが、こうした企画などが定着していくことで、北海道でのゴルフやトーナメント観戦を身近なものに感じてもらえれば、「夏のゴルフと言えば北海道」がより定番なものになっていくのではないでしょうか。
そういった形で、地域に根ざしたトーナメント作りが定着していくことによって、プロゴルフ界だけでなく、ゴルフ界全体の活性化につながっていってほしい!そう、願います。
今年もたくさんの方にプロのプレーを見てもらいたい。 ゴルフの楽しさをより一層感じてもらいたい。 今年も一年間頑張りましょう。 |