茨城ゴルフ倶楽部は全体的にほぼ平坦で、木々にセパレートされた風格漂うコース。まさにギャラリーにとって最高の条件が揃っていました。
私の考えるギャラリーに適したコースの条件は、まず選手のプレーが見易いということ。
例えばアップダウンが少々あるコースでも、一定の場所から選手の様々なプレーが見られるような造りである場合は、ギャラリー向けと言うことができると思います。
それから、日影が多いこと。トーナメントは基本的に暑い時期を中心に開催されますので、日影は休憩する場所としても一時的な避暑の場所としてもとても大事です。暑い時期には選手にとっても大事な場所になり、時には選手が木陰に隠れている姿を見かけることもできます。
最後に設備が整っていること。ギャラリー駐車場がコースからひどく離れていて、しかもそこからのシャトルバスが30分おきだったり、ギャラリープラザが小さくギャラリー数に対応しきれていなかったり、トイレの数が少なすぎたり等。しかしこういったことは珍しくありません。
今回開催されたコースは36ホールありますので、大会で使われなかったコースが駐車場やギャラリープラザに利用されており、とても広々した印象を受けました。
子供連れの姿も多く見かけることができ、最終日には30度を超す真夏日となったにも関わらず来場者が1万人を超えたというのも頷けます。