さて、前回はプレー自体にはあまり関係の無いちょっと変わった小物を紹介しましたが、「これはプレーにも影響するかも？」という物も時々目にします。

皆様、ボール選びはどうしていますか？飛ぶもの、スピンの掛かりやすいもの…等、自分のプレースタイルに合わせてボールを選んでいる方がほとんどだと思います。ボールに関してこだわっているゴルファーの方は本当に多いと思います。プロの場合も然りです。
ポーラ・クリーマー選手のピンクのボールのように、様々な色のボールを使う選手もいますが、トーナメントの中では少数派であることは間違いありません。
プロの使っているカラーボールは、他のプロが使っているボールに彩色を施しただけであって、なんら変わりないとは言われていますが、ショップやネットなど見てみると、普通のボールに色が付いているだけでなく、キラキラと光っているものや、お札の絵になっているものなど本当に様々です。実際にそれらを使っている人はまだ見たことはありませんが、プレーへの影響はどうなのでしょう？
お札の絵のものなどはやはりもったいなくてあまり無くさないなどのメリットがあれば面白いですね。ボールへのこだわりが機能的なものばかりではなく、見た目の面白さにも広がってきているということの表れなのかもしれません。最近の、見た目にこだわったゴルフの流れがとうとうボールにまで…といった印象を受けます。

見た目の部分以外では、最近テレビなどでもよく耳にする「エコ」にこだわった小物もありました。我が家にあったものはエコなティーと呼ばれるもので、自然素材でできているのでそのまま放置しておけば自然に帰るというもの。これも、一種のこだわりと言うことができると思います。自然に優しくないスポーツという印象を与えているゴルフですが、それでも自然相手のものですので、少しでも自然に優しくと考えるのはとても良いことですね。
大きな成果を望めるものでなくとも、なんとなく気持ちの良いこだわりといったところでしょうか。「散々ボールを無くしておいてティーだけはエコ？」といった感じで、苦笑されて喜ぶのを期待して使用するという場合も、もしかしたらあるかもしれませんね。

個性を求められる時代になってきて、ゴルフの道具も機能的なものから、思わず目に留まるような変わったものまで、本当に様々なものが出てきました。
「目立ちたいから」、「面白いから」…等、それらを使う理由はそれぞれで良いと思います。
ゴルフに対する面白さが色々な方面からの視点でより多様化していくことで、新たなゴルファー層が誕生してきてくれたら…。
もしかしたら、新しいゴルフの世界が開けるかもしれません。
スコアよりも、見た目の面白さを競うコンペなんていうのも開催される日も近いかも？