年々、暑さを増しているように感じられるのは、自分の身体が衰えているからという理由だけではないでしょう。特に梅雨の時期の暑さは尋常ではありません。
夏場に至っては、「屋外での作業を控えましょう」とテレビで呼びかけられるほどです。
そんな中、キャディはいつものようにゴルフバッグを担いで汗だくになりながら18ホールを歩き、時には走っています。そのため、膝周りが解放される短パンは、夏場の必須アイテムと言えます。
最近では当たり前のキャディの短パン姿ですが、日本の男子ツアーではその着用を認められてからまだ10年ほどしか経っていません。
初めて認められた時は、日本ゴルフツアー機構(以下、JGTO。)によって定められた期間内で、しかもJGTOのロゴが入った既定のもののみ可という状況でした。
こちらは配布でしたので、その当時はスポンサーがついているキャディもごくわずかで、多くのキャディにとっては悪くない話でした。
数年で既定の短パンは廃止されましたが、色や素材に関して束縛はあるものの短パンに対する規制は緩やかになってきた印象があります。
ところが、この数年、大会のロゴが入ったツナギ(all in one)の着用を義務化するトーナメントが増えてきました。